2025年もおもしろいマンガをたくさん読みました!
そのなかで特におもしろかったな、読めてよかったマンガを6つ紹介します。まだ読んでいないマンガがあれば、ぜひ参考どうぞ!
ワールドトリガー
2025年:28巻29巻
巻を重ねるごとに指数関数的におもしろさが増していく「遅効性SF」(←キャッチコピー募集企画で大賞に選ばれていたが、まさにこれ!)
既存のキャラの新しい側面が見えたとき、それまでの演出が必ずフックになっているのでまったく違和感がないどころか、そのキャラがさらに魅力的になっていくのがすごい。新キャラが出ても、既存のキャラとの関係性からどんなキャラが自然と見えてくる。あたりまえのようで、ここまで密度濃く描かれているのはものすごいんじゃないか。
ジャンプSQで連載されているので単行本もスロペースだが、2025年は2巻も出ていたのはうれしい。続きがむちゃくちゃ気になるところで終わったので、2026年も大期待!!!
妹は知っている
2025年:1巻2巻3巻4巻5巻
ハガキ職人のSE兄とアイドルな妹の、肩の力がぬけるような応援したくなる日常。
ストーリーと作画が、互いの魅力を高めあう関係になっているようですてき! 作画がいい意味で力んでいないように見えるから、キャラ達の仕草や表情がじんわり伝わってくるのかな。読みかえすたびに新しいおもしろポイントが見つかります!
なんと2025年は1巻から5巻まで発売。2〜3ヶ月に1巻のハイペース。1年間濃密に楽しむことができ大感謝です!
転がる姉弟
2025年:7巻
親の再婚で姉と弟になった2人。自由奔放な小学生の弟とちょっと適当なとこもある姉の日々が描かれます。
やわらかな筆致と姉弟の前向きなエネルギー、そして子供達の両親や祖父母など周りの人の顔や暮らしが見えてく流のがすてき。人は社会とつながっていて、そのつながりが自然と描かれておりあったかい気持ちになります。
無性になんか昔が懐かしい気持ちになったときに読み返したくなるマンガ。人柄みたいな、そんなマンガ柄してる気がします。
アオアシ
2025年:39巻40巻(完結)
「人間は考える葦(あし)である」が脳裏に浮かぶ高校生サッカーマンガ。
小さい世界で一番だった主人公が、少しずつ世界の広さと自身の不足を知り、でもあきらめず考えて考えて考えて動いて動いて動いて、真剣に人生に向き合う姿がまぶしくかっこいい!
今年完結で本当に最後まで最高でした。選手だけでなく、監督やコーチ、親や記者がメインになる話がたくさんあるのも魅力の一つ。ぜひ読んでみてほしいマンガです。
あくまでクジャクの話です。
2025年:4巻5巻6巻発売
生物学をだいぶ意図的に駆使し、意中のあの人と結ばれようと画策する残念美人の野望ははたして成就するのか!?
大変強烈なのに爆笑してしまう不思議なマンガ。主人公が生物学を武器に教師と生徒の関係を男と女の関係に都合よくすり替えようと邁進するが、なかなかうまくいかずブルブル震えているのがかわいらしくおもしろい笑
5巻6巻で主人公の母の事情が明らかになり、おもしろいと同時に笑いがこらえきれないシーンが多数! 人が多いところで読むには覚悟がいるくらいなので、ぜひチャレンジしてみてほしい。
ショーハショーテン!
2025年:10巻11巻(完結)
高校生お笑いコンビ達がしのぎを削る、お笑いにあふれた青春ストーリー。
度肝をぬかれるおもしろさ! ゆずれない強い想いや、軽やかな情熱、いろんなコンビが出てくるがみんな魅力的で「がんばれ!」とめっちゃ応援したくなる。夢は叶うなんて言えないけども、夢のために進み続ける勇気をくれるようです。
作画が小畑健さんで、作画からお笑いの熱量が飛びだしてくるようでした!

