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なぜ邦題がマイティ・ソー ”バトルロイヤル”なの?納得できない!

どうも、Wizです。

本日衝撃的なニュースがながれてきました。

マイティ・ソー バトルロイヤル・・・バトルロイヤル?

「おいおい、まちがってるぞ。そんなことあるわけないじゃん。」とリアルに思いました。けれど・・・

いくら、情報をさぐってもみつかるのは”バトルロイヤル”の文字ばかり。自分の目を信じたくない・・・。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVOL.2の邦題がリミックスになったのも、やっと最近「まあ語感はわるくないかな」と思えるようになってきたところだったのに!!

いったいなぜこんなことになったのか。思ったことを書いてみます。というか、書かなきゃやってられないぜ!!!

そもそも言葉の意味は?

言葉のイメージだけで、非難するのまあフェアじゃないかもしれないと思ったので、一応それぞれの意味も調べてみた。

ラグナロク(古ノルド語:Ragnarøk(Ragnarök、ラグナレク)、「神々の運命」の意)は、北欧神話の世界における終末の日のことである。

wikipediaより引用)

バトルロイヤル(英語: Battle Royal)は、プロレスなどで見られる試合形式の1つ。3名以上の個人またはチームが同時に戦い、自分または自分たち以外はすべて敵という状況の中で、失格にならずに最後まで生き残った個人またはチームを勝者と認めるというもの。

wikipediaより引用)

思ってまんまである。タイトルとなると、言葉の意味も考えざるをえない。神々の戦いから、プロレスにスケールダウンしてしまったようなイメージがぬぐえない。

なぜ変える必要があったのか?

ここからはちょっと真面目に、なぜタイトルを変えたのかかんがえてみる。

変わった理由はこれらしい。

本作では、世界を終わりへ導く最強の敵と対峙したソーと彼を取り巻く登場人物たちが、敵・味方関係なくプライドを捨てて共に戦うさまが描かれていることから、このタイトルになったという。

マイティ・ソー第3弾、邦題は『バトルロイヤル』!日米同時11月3日公開 – シネマトゥデイより引用

内容わかってるじゃん!!!なぜここからバトルロイヤルになるんだ!!!

”ラグナロク”になじみがないから

まず思いつくのがこれ。日本人には”ラグナロク”という言葉になじみがないだろうから変更という理由。

正直そこまで知名度がないとは思わない。ファイナルファンタジーをふくむいろいろなメディアでも使われているし、物語など触れる機会はある。

それになじみがあるかないとという点では、バトルロイヤルはむしろなじみがありすぎて特別感がうすれてしまうおそれがある。

ラグナロク=神々の戦いというイメージのほうが、映画のタイトルとしてかっこいいし、あえてかえる意味が見つからない。

新規の観客を狙ってる

これもありそう。バトルロイヤルという邦題にすることで、タイトルに興味を惹かれた新規の観客がふえることをねらっているのかもしれない。

キャッチコピーも「新たなヒーローたちの伝説がはじまる」となっているし、この可能性はたかそう。

たしかに”バトルロイヤル”という言葉には聞くだけでワクワクするような感じがある。それは認める。私もそうだし。

同じく、興行であるからお金を稼がないければ成立しないということもわかる。ただえさえ、マーベル・シネマティック・ユニバースの世界はフェーズ3に達し、時間がたてばたつほど新規の客ははいりにくくなっていくのもわかる。(そういう意味ではガーディアンズ・オブ・ギャラクシーはすごくうまかった)

けれど、けれどだよそれと同じくらい映画を楽しみに待っている人もいる。そんな人達のことをすこしでも考えたのか。考えた結果がこれなのか。

これまで興味のなかった人に観てもらえるようにした結果だと思う。けれどこれはあまりにも、これまでのファン、そして映画そのものの世界観を無視しているんじゃないか。

たしかに邦題をかえたほうがよいということもある。「氷の微笑」の「Basic Instinct」しかり、「天使にラブ・ソングを…」の「Sister Act」しかり。

けれど、明確な理由も見当たらないのに、ここまで変えてしまうのは悲しい。考えすぎた結果の小細工のように思えてしまうのは自分だけだろうか。

炎上商法 ?

これは思いついただけで考えたくないけど、炎上効果をねらったのかもしれない。

「マイティ・ソー」は正直日本じゃあまり知名度のある方じゃない。アイアンマンとくらべると、それは明らか。北欧神話というバックボーンにくわえて、なんだかんだ最初から目に見える能力値が高いってことが、共感しにくいのかもしれない。

そんな事情から、”バトルロイヤル”を採用したのかもしれない。まあこれはないか。

著作権関連?

twitterをみたところ著作権関連ではないかというツイートもあった。

一方で、こんなツイートも。

なにが正しいかはわからないけど、こういう理由だったらなおさら悲しい。

変更の可能性はあるか

邦題の変更はありえるのだろうか。過去のニュースを調べてみた。

  1. キング・アーサー:「アーサー王伝説」モチーフ映画が邦題変更 「聖剣無双」消える – MANTANWEB(まんたんウェブ)
  2. “日本一最悪な邦題”がタイトル変更。フォックスが公式謝罪 | チケットぴあ[映画 洋画]
  3. P・T・Aの意向で急きょ邦題変更!「インヒアレント・ヴァイス」サイケなポスター公開 : 映画ニュース – 映画.com
  4. ちょっとだけど…『バイオハザード』最終章の邦題が変更 – シネマトゥデイ
  5. ピンチョン原作映画の邦題が公開2か月前に異例の変更
  6. 『ホビット』第2章、P・ジャクソン監督直々の助言で邦題変更&公開日決定!/2013年9月6日 – 映画 – ニュース – クランクイン!
  7. 『猿の惑星』シリーズの最新作 邦題が変更 『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』に – amass

調べてみたところ、多いとは言えないが邦題が変更になったケースは存在する。そして注目したのは以下のニュース。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのジェームズ・ガン監督が日本のファンの言葉をうけて、VOL2に戻してくれうようにかけあってくれた。しかしこれは結局時期が遅くてかなわなかったらしい。

ここから、監督や関係者に直に意見を伝えたり、マーベルの親会社であるディズニーに言えばかわる可能性はあるかもしれない。

けれどここまでの大作、変えるのは難しそうだ。

まとめ

バトルロイヤルが衝撃的すぎて、思わず筆をとってしまった。既存のファンはなにもしなくても映画館にいくから、1年に一度しか映画館にいかない層にむけてマーケティングしたいという事情もわかる。けれど今回の邦題はファンならずもあまりに作品そのものの世界観を無視しているのはないか。できることならラグナロクにもどしてほしい。切実に。

1 COMMENT

オーディン

だよね。北欧神話をモチーフにしたシリーズの完結編なんだから、「ラグナロク」を使うべきだった。北欧神話を軽視してるといわれても仕方ない。

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