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邦題で損してる映画『地獄の変異』レビュー&感想!

Netflixで気になる確率が高かった作品を見てみました。

なにげに気になる確率をちゃんと気にして鑑賞したのははじめてで、本当に気になる作品なのかまさに気になりながら見てたんですが、その結果すごいお気に入りの作品となりました!

惜しむらくは邦題がひどすぎて、作品の良さが全然伝わっていないこと。ちなみに原題は「CAVE」というめちゃくちゃ渋いタイトルです。

こちらもこちらでシンプル過ぎな感はしますが、極端から極端に走れば良いというものではないと思います。

そんなわけで、これは以外におもしろいぞと作品の魅力を語ってみます。盛大なネタバレはないので、面白そうだったらそっとマイリストに入れてあげてくださいね。

映画のあらすじ

ジャンルはアドベンチャー、だと思ったんですが、調べてみるとホラー・パニックになってました。名付けるならアクションパニックアドベンチャーでしょうw

新たに発見された巨大な洞窟に、探検家のダイバーたちが挑みます。はじめは順調でしたが、異変がおこり、一人また一人と恐怖にみまわれることとなってしまうというあらすじです。

映画のレビュー

なかなかおもしろかったです。話としては、洞窟にはいって探検するだけなんだけども、寄り道すること無くそれをつきとおしたことで、一つの作品として満足感を味わえました!

洞窟といっても、洞穴じゃなくダイバーが専用装備で潜るくらいのレベルなので、そこの描写も本格的で楽しめました。これまで宇宙や、深海へいく映画はたくさん観てきましたが、洞窟はあまり観たことなかったので新鮮な気持ちです。

洞窟という外界から隔離された環境だからこそおきた出来事だという説得感もあり、最後まで違和感もなく、はらはらどきどき楽しめましたよ。

ひとつつっこんじゃったのはタイトルについて。原題は『THE CAVE』っていうシンプルで無難なタイトルなんだけど、邦題になると『地獄の変異』っていうねらいすぎて逆によくわからんタイトルになってます。

正直、これはない!

本来なら「遊星からの物体X」とか、なにかの脅威と戦うサスペンスのジャンルにはいってもいいくらいだと思うのに、邦題がこれだからB級感が他をおしのけてトップに立ってる感じがしちゃう。そういう意味では損してるなーと思ってしまいました。

でも『トレマーズ』とかの路線なら、この邦題もいいのかもしれないですね。そもそもポスターも『トレマーズ』に似てることが一目瞭然。これなら邦題も『ケイバーズ』のほうが印象に残ったかもと思っちゃったくらいw

地獄の変異 [DVD]

トレマーズ [DVD]

いやー、めっちゃにてますなw

どちらもおもしろいので、見比べてみてもよいかもしれないです。個人的には『地獄の変異』のほうがちょっとシリアスで、『トレマーズ』はコメディー成分がけっこうありました。あと主人公がかっこいい!

印象に残ったシーン

ダイバーシーンがすごくよかったです。よくテレビでみるような海でのダイブとは異なる、洞窟ならではの美しさ、不気味さがうまく描写されてて見ごたえがありました。

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あとはリーダーの漢っぷりが印象に残りましたね。リーダーとなるべくして生まれたような漢っぷりは見事でした。名前もジャックで、頼れる漢はみんな「ジャック」だっていう決まり事でもあるんでしょうかw

映画の撮影

映画の撮影はルーマニアにある実際の洞窟で行われたらしいです。さすが本物だという映像が観れますよ。

製作資金は40億円。豊富な資金で丁寧につくりあげていった印象ですね。こちらのサイト(ネタバレがあります)によると、水中撮影班の撮影時間は4000時間にもなったとのこと。これが97分の映画になるってんだから、ものすごいです。

この膨大な時間がうなずけるほど、洞窟の映像はすばらしかったです。一度はこんな神秘的な洞窟に潜ってみたいですね~。

洞窟映画というと『ディセント』というのが有名ですが、実は撮影は『地獄の変異』の方が、先に始まったみたいです。興行的には『ディセント』のほうが大成功だったので、ますます邦題で損してる感がありますね。。。

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予告編動画

予告編もひどいですw 2005年の映画とは思えません。映画の方は、シリアスで迫力のある映画なので、だまされたとおもってぜひどうぞ。閉ざされた空間系の映画が好きな人はきっと気にいると思いますよ!

www.youtube.com

まとめ

『THE CAVE』思ってもなかったほど、楽しめた映画でした。邦題でしりごみせず、ぜひ観てみてください。

Netflixの「気に入る確率」機能はなかなかいいかもしれませんね!では、よい映画ライフを!

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