Wizです。私がWEB小説にはまった理由について書いてみようと思います。
目次
Web小説との出会い
私がWeb小説と出会ったのは、高校生の頃でした。
私は高校生のとき、一時期ひきこもっていたことがあります。なにかをするでもなく、1日中ずっとベッドのなかに寝転がっていました。
そんな状態が1週間も続くと、暇で暇でしかたありません。じっとしていると、考えたくないことが次々に頭にうかんできてしまいます。
ひきこもっているので図書館に新しい本を借りにいくこともできず、ゲームもやったことがあるものばかりでした。最終的に手元にあったケータイ電話でネットサーフィンをすることが唯一の楽しみになりました。
しばらくたったある日、ネットサーフィンしている最中に「小説家になろう」というサイトを見つけます。これが私とWeb小説の出会いでした。
Web小説にはまった理由
私はもともと、中学時代は『デルトラ クエスト』シリーズ、『ハリー・ポッター』シリーズ、『リンの谷のローワン』シリーズなどの本をたくさん読んでいました。ファンタジーや冒険といった話が大好きでした。
私が見つけた「小説家になろう」というサイトでは、まさにファンタジーに分類される小説が主流でした。出会うべきときに、出会うべき両者が会ってしまったような感じです。そしてあっという間に夢中になりました。
もともとひきこもりから気を紛らわせるためにはじめたことです。小説を一つ読み終わっては、なにもしない時間を恐れるかのように次から次へと読んでいきました。
ガラケーの下へ操作するボタンが、押しすぎによって外れてしまい、セロテープで補強していたと言えば、はまり具合が想像できるでしょうか。朝から晩までベッドの中でケータイを見つめていました。
今でも覚えている、当時夢中になった小説たちが以下のとおりです。どれも今でも内容を思い出せます。ただひたすら不安な毎日のなかで、Web小説を読んでいる間はとても楽しい時間でした。大変お世話になりました。ありがとうございます。
タイトルを忘れてしまったり、ブックマークをしていなかった小説を入れるとさらに多くなります。ただ読んだ小説はこの何倍にもなるでしょう。
今で言う主人公最強ものがおおいです。しかし一言でまとめられるものではなく、作者それぞれの個性が感じられました。魔法や科学に対する考え方、歴史、教育などいろいろな要素の考え方にふれることができました。
文体や誤字など気になるところはありましたが、当時の自分にはそんなことよりも個性が尖ったおもしろい内容、そして日々更新されていくという継続性に魅力されていたような気がします。
一つのWeb小説との出会い
そんな食っては読む生活を続けていたなかで、ある日「小説家になろう」だけではなく、他のサイトにもWeb小説があるのではないかと気づきます。ここからさらに広いWeb小説の世界に入っていきました。
いわゆる個人サイトに掲載されているWeb小説です。覚えている限り以下のWeb小説を夢中になって読んでいました。とても楽しい時間を過ごしました。ありがとうございます。
早く隠居したい~マヨネーズを目指して~
R.G.O
さようなら竜生、こんにちは姫生
どれも懐かしい小説ばかり。タイトルを見るとそのとき感じたことまで思い出してくるようです。
こうしてWeb小説をたくさんよんでいるうちに、一つの作品に出会います。これが私のひきこもりから立ち直るきっかけともいえる小説でした。
死ぬまで忘れることのないだろうWeb小説です。作者さんの紹介では「再生の物語」であると言っています。まさしく「再生の物語」でした。
重厚なヒューマンドラマがいくつもの層を重ねて語られます。登場人物がさまざまな出来事をへて再生していく姿に、自分がどれほど前向きな気持ちになれたかはかりしれません。
家族の助けもありましたが、間違いなくこのWeb小説も一つのきっかけを与えてくれました。ありがとうございます。
そしてこれまでたくさんの感情を与えてくれたWeb小説をたくさんの人に紹介したいと書いた記事が以下のものです。
読めてよかった!本当におもしろい小説家になろうおすすめ作品60選【SS】ハーメルンおすすめ二次創作まとめ44選|心底おもしろい二次小説はこれだ!
おわりに
そんなこんなでWeb小説にすくわれたことが、契機となって完全にWeb小説にはまりました。読みすすめていくと、思いもしなかった作品と出会うことができます。
おそらくこれからもずっと読んでいくでしょう。
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