ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生を観た!
結論としては、なんだかな〜という感じ。グリンデルバルドにフォーカスをあてたいのはわかるが、なんだかやりたいこともよくわかんないし、もっと魔法生物を堪能したかったというのが正直なとこ。
それでもハリー・ポッターの世界観はわくわくする。ということで簡単に感想を書いてみる。
この記事には映画のネタバレが含まれます。未鑑賞の方はご注意ください
目次
あらすじ
前作で囚われの身となったグリンデルバルドが脱獄を果たし、ヨーロッパ魔法界を混乱の渦へまきおとす。魔法生物学者ニュート・スキャマンダーはダンブルドアからの依頼をうけ、クリーデンスを救うために動き出した。
ハリー・ポッターの前日譚とも言える、ファンタスティック・ビーストシリーズの第二弾。原作者であるJ.K.ローリングが脚本を書いている。
基本情報(出演)
- 公開:2018年11月23日
- 監督:デビッド・イェーツ(ハリー・ポッターと謎のプリンス)
- エディ・レッドメイン(ニュート・スキャマンダー)
- キャサリン・ウォーターストン(ティナ・ゴールドスタイン)
- ジュード・ロウ(アルバス・ダンブルドア)
1.魔法生物がすてき!
画像はトラ
今回もたくさんの魔法生物が登場したが、抜群によかったのがズーウー!
中国の魔法生物で、猫っぽいところがかわいかった。走るのが本能で、あの仙人がいそうな深い山峡を駆け巡っている姿を思い浮かべるとわくわくしてくる。
他にも日本の河童が少し出てきたり、光り物大好きな二フラーが相変わらず可愛かったりと楽しめた!
もうグリンテルバルドなんか放っておいて、「ファンタスティックビースト ニュートスキャマンダーと二フラーが行く調査の旅 日本編」とかが見たくなってしまった(笑)
絶対こっちの方がワクワクするし、ゲゲゲの鬼太郎とクロスオーバーして、一緒に冒険してほしい。
もっともっと魔法生物に迫ってほしいなというのがほんとのとこ。
なにかニュートのカバンは世界中のいろんなとこにつながってるような感じだし、絶対良いと思うんだけどな〜
2.主題がわかんない問題
グリンテルバルドが中心にいるのはわかるんだが、それをとりまく要素がごちゃごちゃしすぎててよくわかんなくなってしまった…。
2部作を無理やり一つにしちゃって、すべてが中途半端になってしまったという感じ。
まずグリンテルバルドに一貫性が感じられなくて、あまり魅力的に感じないというのが一つ。
ダンブルドアとの因縁もハリー・ポッターを読んでないとよくわかんないし、過去で何があったのか知らないから「より大きな善のために」という言葉に重みが感じられない。
ジェイコブについても、前作の最後で念願のパン屋さんやってたのに、なんの言及もなしにロンドンに来てるのに加えて、忘却術についての説明が都合良すぎてのりきれなかった。
前作ではまったく魔法の世界について知らないノー・マジという共感を集めるキャラクターだったけど、今回はすごく中途半端に感じてしまった。
物語的にはパン屋を繁盛させてたジェイコブの元にやむを得ずニュートが訪れて「君は忘れてしまっただろうけど、僕は君を知ってるよ」「いったい君は…」みたいな感じだとわくわくしただろうな。
いろいろ好き勝手言っちゃったが、それだけハリーポッターの世界観が好きなんだなと思う。
まとめ:この先どうなるのか?
いよいよ次回はダンブルドアとグリデルバルドの対面か。クリーデンスの素性もあきらかになり、クライマックスか。
それより摩訶不思議な魔法生物の世界をもっとみたいな〜。