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Enhanced Custom Permalinksを削除・停止してしまった場合の対処法

Enhanced Custom Permalinksを誤って停止してしまったときの対応

WordPressのプラグイン「Enhanced Custom Permalinks」を停止、削除してしまった場合の対処法を紹介します。

私ははてなブログからWordPressへ移行する際に「Enhanced Custom Permalinks」を使ってURLをはてなブログと同じになるように調整しました。

URLに日付を入れる設定にしていた人は「Enhanced Custom Permalinks」を使って日付の部分にスラッシュ(/)を入れたのではないでしょうか。

しかしプラグインが増えてきたこともあり、ずっと使っていなかった「Enhanced Custom Permalinks」をまあいいかと停止してしまった結果、はてなブログ時代に書いた記事のURLに入れてい「/」がすべて消えてしまいました。

URLが異なると外部リンクも無効となり、それ以前の記事の評価も消えてしまうのでSEO的にもとてもまずい事態です。

被害を最小限に抑えるため、私がやったことを紹介します。まとめてしまうと2つです。

  1. URLを調べて整える
  2. プラグインで301リダイレクトを設定する

301リダイレクト設定をすることによって、プラグインを停止する前のURLでもアクセスできるようにします。それぞれもう少し詳しく説明していきます。

1.URLを調べて整える

プラグインを停止すると、URLが不格好になっていることが多いです。

http://quest-mile.com/entry/181225aaaa-aaaa

本来「Enhanced Custom Permalinks」によって「18/12/25/aaaa-aaaa」となっていました。

どの記事のURLが変わってしまっているか一つ一つ確認していきます。

なぜかURLの部分がひらがなになってしまっている記事もあったので、念の為すべてのURLを確認しておいた方が安心です。

投稿一覧ページのクイック編集を使うとスムーズに確認していけました。

どうせ変わってしまっているので、数字部分は削除したり、アンダーバー(_)でつないでいる部分をハイフン(-)に変えてもよいかもしれません。GoogleはURL部分をハイフンでつなぐことを推奨しています。

2.プラグインで301リダイレクトを設定する

URLを確認したら、続いて301リダイレクトを行います。

301リダイレクトとは

恒久的に元のURLから対象のURLへつなぐこと。

301リダイレクトを行うことで、SEOの記事の評価や流入などもすべて対象のURLへ引き継ぐことができる。

詳しくは以下の記事が参考になります。

参考 リダイレクト設定をする前に一度は読んで欲しい基礎知識まとめ | PHPラボ

301リダイレクト設定はFTPソフトを使って直接.htaccessファイルで設定することもできます。しかし慣れない作業で失敗しても怖いので、はじめての人はプラグインを使って設定することをおすすめします。

私もプラグインを使いましたが、難しい作業はありませんでした。

変わる前のURLと変わった後のURLを入力するだけです。プラグインの詳しい使い方は以下の記事が参考になります。

参考 WordPressのリダイレクト設定はプラグイン「Redirection」であっさり完了 | ワードプレステーマTCD
参考 WPマスターが解説!超簡単なWordPressのリダイレクト方法と注意点 | 株式会社ブレアパッチ

気を付けなければならないのは、以前のURLを正しく入力すること。

リダイレクト設定をするまえに該当記事のURLをメモ帳などに保存しておけばよいですが、うっかり削除してしまったとなるとそうはいきません。

その場合、該当記事に含まれているキーワードで検索し、自分の記事を探してます。

変更されてしまってからそれほど時間が立っていなければ、まだGoogleに認識されておらず以前のURLのままとなっており、「記事が見つかりませんでした」と表示されるはずです。

該当記事のURLをコピーしてプラグインのソースURLに入力、そして新しく設定したURLをターゲットURLに入力して「転送ルールを設定」をクリックします。

プラグインRedirectionの画面

先ほどGoogle検索で表示された自分の記事をもう一度クリックすると、今度は新しいURLで記事が表示されるはずです。

この作業をすべての該当記事で行います。

大変ですが検索から来てクリックした記事が表示されないのはユーザーにとってとても残念なことですし、記事の評価を受け継ぐためにも重要です。

すべての作業が完了したら、GooglesearchconsoleでURL検査をサイト全体に行いましょう。GoogleにURLのリダイレクト設定を行ったことを報告します。

参考 Fetch as Google(URL検査)とは?読めば分かる使い方と仕組み

ユーザーを大切に

「Enhanced Custom Permalinks」を誤って停止したり削除してしまった場合の対応を紹介しました。

血の気が引きましたが、すべての記事を否応なく見ることでリライトする機会にもなり、最終的にはよかったなと思っています。

落ち着いて行動すれば必ずリカバリできる範囲です。

まずはどの記事のURLが変わってしまったのか確認し、キーワードで検索しながら以前のURLを探し、プラグインを使ってリダイレクト設定を行いましょう。

そしてこれからはプラグインを停止するときは慎重に…。

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